ドイツワーホリを夢見る皆さん、こんにちは!「Tabibito Works」編集部です。渡航前に知っておくべき大切な情報があります。EUで導入された新しい入国システム「EES」について、一緒に確認していきましょう。
「EES(Entry-Exit System)」とは、EU(欧州連合)が導入した新しいデジタル出入国管理システム。これまでパスポートのスタンプで管理されていた出入国記録が、今後は電子データで厳密に記録されます。シェンゲン圏(Schengen Area:EU加盟国など27カ国が国境検査なしで移動できるエリア)への出入国者全員に適用されるんです。 このEES導入からたった半年で、なんと約7,000人もの旅行者が「滞在期間超過(オーバーステイ)」を理由に入国を拒否されていたことが判明。今まで以上に滞在期間の管理が厳しくなっている証拠です。ドイツワーホリを計画中の私たち日本人にとっても、決して他人事ではありません。
ドイツワーホリを考えている皆さんは、まず「シェンゲン協定」について理解しておく必要があります。日本人は観光目的の場合、シェンゲン圏内で180日間のうち最大90日間までビザなしで滞在できますよね。これはあくまで観光目的での話。 ワーホリビザを取得してドイツに渡航する場合、この90日間のカウントとは別に、ビザの有効期間が滞在を許可される期間となります。しかし、ビザ取得前に観光で長期滞在したり、ビザ申請のために数ヶ月前からドイツ入りしたりと、うっかり90日ルールを超えてしまう「ワーホリあるある」なケースも少なくありません。ビザの申請・取得と、シェンゲン圏での滞在期間のルールは、それぞれ独立して考える必要があるんです。
例えば、「ビザを申請したから大丈夫だろう」と安易に考え、シェンゲン圏での観光滞在が90日を超えてしまった場合。あるいは、ワーホリビザ発給後も、その有効期間を誤って認識していたり、ドイツ国外への短期旅行でカウントを間違えたりすることも。 EESによって、出入国記録はすべてデジタルで正確に管理されるため、「知らなかった」「うっかり」は通用しません。もしオーバーステイが発覚すれば、入国拒否はもちろん、最悪の場合、今後のシェンゲン圏への入国が一定期間禁止されるなどの重いペナルティが課されることも。せっかくのドイツワーホリが、渡航前から台無しになるなんて、絶対に避けたいですよね。
ドイツでの新しい生活をスムーズにスタートさせるためにも、滞在期間のルールはしっかりと把握しておきましょう。パスポートの有効期限、ビザの有効期間、そしてシェンゲン圏の90日ルールなど、複数の要素が絡み合ってきます。少しでも不安があれば、必ずドイツ大使館や領事館、または信頼できるビザ申請サポート機関に確認してください。正しい知識を持って、最高のドイツワーホリを実現させましょう!