こんにちは!ドイツでのワーホリ生活、期待に胸を膨らませてスタートするけど、時には思わぬ落とし穴が潜んでいることも…。今回は、ドイツ語ゼロで渡独した私が、渡航直後に直面した「ブラック労働」の実態と、そこからどう抜け出したか、そして同じ失敗をしないためのヒントをお話しします。
語学力ゼロからのスタートと焦り
ドイツに到着してすぐ、私は語学学校での生活をスタートさせました。右も左も分からないドイツ語環境に最初は戸惑いつつも、新しい学びへのワクワク感でいっぱいでした。しかし、同時に頭をよぎったのは「生活費」のこと。ワーホリビザで渡独したからには、働いて収入を得たい。でも、ドイツ語が全くできない状態で仕事を見つけるのは至難の業です。求人情報を見ても、ドイツ語の要件がほとんど。そんな中、見つけたのは「日本語ができる方歓迎」という求人でした。日本食レストランやアジア系のお店など、日本人経営の場所が多い傾向にあります。言葉の壁がない安心感から、深く考えずに飛び込んでしまったのが、最初の失敗でした。
気づけば「ブラック労働」の渦中へ
私が働き始めたのは、とある日本食レストラン。最初は「ワーホリだから、多少は我慢しなきゃ」という気持ちもありましたが、すぐに違和感を覚えるようになりました。長時間労働にもかかわらず残業代は支払われず、休憩時間もまともに取れない日も。労働契約書(Arbeitsvertrag)も曖昧で、口約束ばかり。最低賃金(Mindestlohn)を下回る時給で働かされていることも、後から知りました。周りの同僚も日本人ばかりで、「みんなも頑張ってるから…」と我慢してしまう悪循環。ドイツの労働法(Arbeitsrecht)では、休憩時間や残業代に関する明確なルールがあるはずなのに、それが一切守られていない状況でした。異国の地で「郷に入っては郷に従え」と思い込んでしまい、なかなか声を上げられずにいました。

勇気を出して、見えない壁を乗り越える
このままではいけない、と強く感じた私は、まず語学学校の先生や、先にドイツワーホリを経験している友人に相談しました。彼らは私の話を真剣に聞いてくれ、ドイツの労働組合(Gewerkschaft)や相談窓口があることを教えてくれました。労働法について調べ、自分の状況が明らかに違法であることを認識すると、大きな勇気が湧いてきました。そして、思い切ってその仕事を辞める決断をしました。退職の意思を伝えるのはとても緊張しましたが、一歩踏み出したことで、心から解放されたのを覚えています。この経験を通して、仕事選びの際には必ず労働契約書の内容をしっかり確認すること、そして「おかしい」と感じたら一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することの重要性を学びました。

まとめ:自分の身は自分で守ろう!
ドイツでのワーホリは、自由で刺激的な経験がたくさん待っています。でも、その一方で、自分の身は自分で守る意識を持つことが何よりも大切です。特に語学力に自信がないうちは、安易な仕事選びに注意が必要です。ドイツの労働環境や文化を事前に少しでも理解し、少しでも疑問を感じたら、すぐに周りの人に相談してくださいね。この苦い経験も、私にとってはドイツでの生活をより深く理解し、強く生きるための貴重な学びとなりました。皆さんが最高のワーホリ生活を送れるよう、心から応援しています!